トランシーバーの使い方について

トランシーバーの使い方に関するコツを説明していきます。
トランシーバーを上手に使っていくためには、少しコツが必要になります。
そのコツというものは、意外と簡単なもので、チャンネルというものが存在しており、交信したいもの同士を同じチャンネルに合わせることが出来なければ、交信をすることができないようになっています。

ちなみに、相手と距離が開いてしまってから交信をすることは非常に難しいことになってしまうので、交信を始めていく前に、あらかじめチャンネルを合わせておく必要があります。

最近のトランシーバーの中には、呼び出しチャンネルというものが発明されており、これは相手を自分が交信した居場所のチャンネルに呼び出すことで、チャンネルを合わせる手間を省きながら快適に交信することのできる画期的なアイデアなのです。チャンネル(電波)はあくまで共有の資源です。

ひとりがいくらでも使っていいというものではありませんので注意が必要です。電車やバスのように、お互いが譲り合って使っていくことが必要であり、全員に求められていくことなのです。
トランシーバーというものは、携帯電話とは異なっています。どの部分が異なっているのかというと、それはお互いが同じタイミングで話をすることができないようになっている部分です。

トランシーバーは、相手が話しかけてきているときには、こちらは話をすることができず、いわゆる本当の会話のキャッチボール状態になっています。話を相手のトランシーバーに送りたいという場合には、PTTといわれている電波を無効のトランシーバーに送るボタンを押しながら話をしていきます。PTTを押しながら話をしないと、向こう側には交信することができずに無駄骨になってしまうので、この点についても注意が必要になります。
それから携帯電話とは異なっている部分がもうひとつ存在しています。

それは携帯電話とは違って、耳に当てたまま話をしてしまうと、声が遠くなってしまう可能性があることです。口元に声が行きやすいようにする配所が求められます。自分の交信したい話が終了したら、すぐにPTTボタンを離してあげましょう。PTTボタンを押しているままだと、無効からの声を効くことができずに、一方通行の交信になってしまいます。トランシーバーの扱い方になれていないときには、PTTボタンを話す前に、「どうぞ」という掛け声をしてあげることで、交信がスムーズになっていくでしょう。